ポノポノ(PONOPONO)とは、ハワイの言葉で「心豊かに」「幸せを招く」などの意味があります。
また、フィットネスとは「健康的な暮らしをするための運動や過ごし方」と言う意味です。

私はその二つの名前の示す通りの時間を、ここにいらしたご利用者の方々に過ごしていただきたい想いから、
「フィットネスデイPONOPONO」と名付けました。
「ぽのぽの」は「ほのぼの」をも連想させてくれる言葉で、とても気に入っています。

さて、私は父の代からの「金属製造業」を営んでおり、すでに40年近くを製造業と言う介護とは全く異にした業界で過ごしてきました。
そんな私がなぜ介護サービス事業を興したのかをお伝えしたいと思います。

まず、大きなファクターとなったのが私自身の母です。3年前に父が他界してから急に「寂しい と言う言葉を口にするようになりました。
父と共に激動の時代を生き、小さいながらも会社を興し、会社を育んできた父を失ったことでぼんやりとする日が多くなり、やがて、認知症の症状も見られるようになったのです。

そんな母に「デイサービス」に行くように勧めましたが、「そんな所に私を追いやるつもりなのか」と、泣いて嫌がりました。
母がデイサービスに対してかなり偏見を持っていたと同時に、私自身も漠然としか介護やデイサービスに対する知識はありませんでした。
そして、デイサービスについてよく調べるうちに、「母の喜ぶような」デイサービスを作りたい、多くの方々に「また行きたい」と思っていただけるような施設を作りたいと、心から思うようになったのです・・・

そして、出来上がったのが「フィットネスデイPONOPONO」です。
PONOPONOは一見介護施設とは思えないようなカジュアルな外観とハワイアンテイストの溢れる明るい内装、ご利用者やご家族のご意向に沿ったプログラム作り、脳や身体の機能訓練を充実させつつ、機能訓練を兼ねた楽しい趣味活動が行える半日型のデイサービスです。

PONOPONOを通して、ご利用者さん、そのご家族、集まってくれた素敵なスタッフ、そしてPONOPONOに携わってくれるすべての方々に笑顔を提供できたらどんなに素晴らしいことなのだろうと 、実は私自身が一番わくわくしています。

最後に、私の好きな言葉を・・・信条をここに記しておきます。
「どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすだけのことである」

代表取締役　高木宏幸